兵庫県の木の専門店 株式会社宮下木材

公式ブログ - Part 7

2022/12/20

実験君2(続き🤗)

以前、ご紹介した、クヌギの木の実験、続きです。

以前の記事↓↓

実験君🪵

この続きをご紹介します。

じゃーん!

いい感じに仕上がりました。

安いワインもオシャレに見えませんか?😃

2週間乾燥機にあて、更に2週間ほど、家の中で1番乾燥している部屋に放置する事で、湿気が取れてカラカラになり、軽くなりました。

真ん中に割れ目が入りましたので、初めにのこなどで筋を入れとくと良かったかもしれません。

表面は、少し滑らかにするために、電動サンダーを使ってゴシゴシしました。

皆様のお宅には乾燥機は無いので、冬の時期は、暖房の風が当たるところに一ヶ月ほど放置しておくと良いと思います。

アウトドアなどに使えそうです😊

宮下木材では、マキの販売や、スウェーデントーチ、端材などの販売もしております。

その端材などから、皆さまのお好みで、モノづくりしませんか?

注意※薪・端材販売🪵

端材や薪で作った皆様の作品も良かったらお送りください、お待ちしております☺️

Email:info@miyashita-wood.com

 

 

 

 

 

2022/12/05

ひょうご木製品マイスター登録会


12月1日に開催された、ひょうご木製品マイスター登録研修に参加してきました。

ひょうご木製品マイスターとは「木の良さを伝える伝道師」兵庫県産木材の良さを理解したマイスター自らが、家具や建具、玩具、日用品等の販売を通じて、兵庫の山から木を伐採し使うことの意義を県民の皆様に伝え、広げていく活動に取り組む人の”名匠”とでも申しましょうか☺。

兵庫県の森林の働きを守るために、兵庫県内の木で ”植える→育てる→利用する” の循環サイクルをつくる。その”利用する”の部分をマイスターたちが県民の方たちに木製品を通して知っていただくための勉強会。今後、宮下木材に何ができるのかを探り皆様にご提供できればと考えます。

まずは、宮下木材を代表して、製品営業担当の濵田が自己紹介🤗

他、工務店や、木材店、グラフィックデザイナーの方や、木の紙を作成したり、樹で糸を作る方など、多種多面の方たちが参加。

勉強会では、ひょうごの森林について、や、ひょうごの木のブランディングをどう考えていくか?ものを売る、儲けるのではなく、ストーリーや愛されるためにはどうすればよいかを考え、また、パネルディスカッションでは、『なんでひょうごの木?』をお題にして、お話をくりひろげました。

配布資料の中の、すでに、マイスターである方たちの事が載っている本もとっても興味深いものでした。
『ぜんぶ、ひょうごの木』の本<<
言葉のチョイスが魅力的。

そこに樹があるのに・・・
近くにあるものを当たり前に・・・

本当にそうですね。そこに住んでいるのだから、わざわざ遠い異国から購入せず、近くの木を利用する。その想いひとつで、輸送時に排出されるCO2の量も抑えられる。(そんな研究結果もあるそうです)。あたりまえだった輸入事情を、改めて今考えなくてはならない時が来てるのかもしれません。

では、宮下木材では何がお手伝いできるのでしょう?

宮下木材は、ひょうごの木を使って、建築資材の製造や丸太から一枚板の製造をしています。その端材を使い、木製品をつくることもできますね。また、兵庫県の森林などで出た産業廃棄物木をリサイクルし、80ミクロンから300ミクロンのパウダー(木粉)へと再資源化しています。このパウダーは、お線香や再生木材の原材、他、お化粧品、ねんど、研磨剤、消臭剤など幅広い製品の原材料としても使われています。直接的なモノヅクリではないのですが、ひょうごけんの木から生まれた宮下の材料で、いろいろな製品となって皆様にお届けできればと願います。端材や木粉がご入用の際は、お気軽にお問合せくださいませ。☺️

参加企業
Lotus Design Studioさん 株式会社三栄さん 株式会社藤本林業所さん まえだ彫工処さん 株式会社木原木材店さん
株式会社宮下さん 兵庫県森林組合連合会さん 太田工務店株式会社さん 縁樹の糸ENGInoItoさん NPO法人バイオマス丹波篠山さん

@ひょうごの木マイスターInstagram

主催 兵庫県

 

宮下木材広報からのアナウンスでした🎤
※宮下木材広報は、関わる全ての方々の情報と㈱宮下木材スタッフ全員からの情報を元に発信しております。

 

2022/11/25

実験君🪵

宮下木材粉体事業部から、ひょっこり頂いてきた、クヌギの丸太の輪切り。
焼いたらおいしそう~🎵っと言う写真ではありません😊

頂いてみたものの、クヌギの木何に使う?
ワインを置いたり、鍋敷にしようかなぁ?なんて思って、ちょと、クヌギの木の事を調べてみました。

クヌギは、ブナ科コナラ属の落葉高木で樹皮からしみ出す樹液にはカブトムシなどの昆虫がよく集
まり、実はドングリとよばれ、材は薪や家具など様々に利用されるそうです。

このクヌギは輪切りにしたばっかりなので、確かに水分がある感じです(重い)。虫たちのドリンク。
確かにそんな感じがしました😊材質は硬く、強度があるものの割れや変形が生じやすいため使用が
難しい木材とありました。

近年はその蓄積量を活かすために乾燥処理などについて研究がなされ、家具材としての利用が模索
されているそうです。 建築材や器具材、船舶の材料や薪のほか、耐朽性の高さから杭や神社の鳥居
に用いられたり、椎茸栽培のほだぎにも使用されている。っとあったでの、家に持ち帰り、乾燥さ
せようとしていたら、小さな虫発見!慌てて除菌シートでふいていたら、吉田工事長登場♪
いつものように、クヌギの特徴を教えてくれました🤗
やっぱり、乾燥をさせ、割れないように乾燥させてあげる事が重要なんじゃないかなって。
建築資材なんかでも、背割りといって、見えない柱の部分に割を入れ、ひび割れを逃がしてあげる
んだよ。っと・・・

でもそこでは終わらない!工事長自ら乾燥機に入れてみて実験してみよう!っと。

これ、実験してひび割れしない板になってくれたら、製品化にできるかも??
かわいいですよね。ワイン置いたり、ル・クルーゼで煮込んだシチューの鍋敷き♥

っという事で乾燥室で乾燥。隙間を開けて風通しよくします。

1週間放置。湿気満々の木がどう乾燥してくれるのか?!ひび割れしないで~ワクワクドキドキ。

1週間後、硬くなってひび割れないクヌギ君に会えることを楽しみにしていますよ。

この実験は、その後もここで、発表させていただきます♥

つづく・・・・

関連サイト