兵庫県の木の専門店 株式会社宮下木材

information - Part 5

2023/07/13

神戸市中央区役所🌲

本日は、新しくできた、中央区文化センター(中央区役所)のエントランスのご案内です。今週この文化センターで行われた、神戸市主催のこうべ森と木のプラットフォーム設立総会に参加してきたときの写真です。さすが、日本設計さんの開発とあって、とってもスッキリした仕上がりです。昨年2022年5月竣工なのだそうですが、このエントランス部分の天井、室内の壁などの木の製材、実は宮下木材が担当させていただきました。
丹精込めて加工した製品が、このように、エントランス全体に温かみを演出し、想像以上の仕上がりとなっている事にとても感激しました。もちろんデザイナーさんたちの創造力がなす技ですが、工場で作られた製材品が、このように仕上がっている事に誇りを感じた瞬間でした。

1階受付カウンター↓↓


1階ホワイエ↓↓


拡大↓↓


1階エレベーターホール


また、コチラ↓↓は宮下木材の制作ではありませんが、シンプルで、とてもかわいいネームプレートだったので、思わずパチリ📸です。

名称 : 神戸市中央区役所・中央区文化センター
建築主 : 神戸市
所在地 : 兵庫県神戸市中央区
主用途 : 区役所、集会場
竣工 : 2022年5月
延床面積  19341.11㎡
構造 : 鉄骨造 一部 鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 柱頭免震
階数 : 地上12階 地下1階 塔屋1階

設計 : 神戸市建築住宅局
都市開発 : 株式会社 日本設計

関連HP
https://www.nihonsekkei.co.jp/projects/19027/
https://saitoshika-west.com/blog-entry-7644.html

2023/06/29

木材構造図から見る木の性質と建築資材との関り

木材は、その成長過程と構造によってさまざまな特性を持っています。ここでは、木造構造図にあわせて、どの部分をどのように使っているのかを説明して参ります。

 

木材の成長には年輪という特徴があります。年輪は木が一年間で作り出す細胞の層であり、春から夏に形成される明るい部分と、秋から冬に形成される暗い部分からなります。年輪の幅や色の変化から、木の成長や環境条件が分かるのです。

木の幹の中心には髄と呼ばれる柔らかい組織が存在します。髄は木の成長初期に栄養を蓄える役割を果たします。髄の周囲には他の細胞が増えていき、木の幹が形成されます。この木の幹の主要な部分を心材と呼びます。心材は辺材よりも硬く、樹液や水分を少なく含んでいます。木を支える役割を果たし、耐久性が高いため、建築部材として重要な要素となります。

一方、心材の外側には辺材が存在します。辺材は柔らかく、樹液を多く含んでいます。辺材は生きている細胞で構成されており、柔軟性があります。ただし、狂いや腐朽しやすい性質も持っています。大きな木になると辺材は少なくなり、心材との違いがわかりにくくなります。辺材は心材よりも色が淡く、白太と呼ばれています。

そして、木の外側を覆っているのが樹皮です。樹皮は木の種類によってさまざまな表情を持ち、葉と同様に木の種類の識別に役立ちます。また、樹皮は木の形成層や幹を保護する役割も担っています。さらに、樹皮は装飾や薬品、染料としても利用されることもあります。

建築部材としての木材は、その特性を活かして様々な用途に利用されます。木材は自然の温かみや美しさを持ち、環境にやさしい資源です。木材の特性には、耐久性や断熱性、強度などがありますので、これらの特性は、建築において重要な役割を果たしているのです。

木材は、その特性を考慮しながら建築部材として利用されます。例えば、心材の硬さや耐久性を活かして、柱や梁として使用されます。心材は、建築物の構造を支える役割を果たし、長期間の安定性を提供します。

また、木材の断熱性や調湿性も建築において重要です。木材は空気を含みやすく、湿度を調節する能力があります。そのため、木材を使用した壁や床は、室内の温度や湿度を調節し、快適な環境を提供する役割を果たします。

さらに、木材は加工が比較的容易であり、様々な形状やサイズに加工することができます。これにより、建築の設計において自由度が高く、デザインの可能性が広がります。

ただし、木材を建築部材として利用する際には、注意点もあります。木材は自然素材であるため、湿気や虫害、腐朽などの劣化リスクがあります。そのため、適切な保護処理や定期的なメンテナンスが必要なのです。また、建築物の安全性や耐久性を確保するために、適切な設計や施工が重要です。

 

 

以上のように、木材の成長過程や構造を理解し、建築部材としての特性を活かすことで、木材を効果的に利用した建築物を実現することができます。木材構造図は、その理解を深めるための貴重な情報源となっています。

部位別の説明

【年輪】
木が成長する際にできる細胞の層
年輪は春から夏と秋から冬にできる
年輪の幅や色の変化から木の成長や立っていた方向がわかる
木の樹齢を数えることができる

【髄】
木の幹の中心にある柔らかい組織
木の成長初期に養分を貯蔵する
周りに他の細胞が増え、幹を形成する

【心材】
髄の周りに位置し、木の主要な部分を構成する
水分や樹液を少なく含み、木を支える役割を果たす
赤身や赤太とも呼ばれ、耐久性が高く利用価値がある

【辺材】
心材の外側にあり、樹皮との間にある組織
柔らかく樹液を多く含む
生きている細胞で構成されており、柔軟性がある
木の大きさによって少なくなり、心材との違いがわかりにくくなる
辺材は白太と呼ばれ、色が淡い

【樹皮】
木の一番外側にある組織
形成層と幹を保護する
木の種類ごとに異なる表情を持ち、樹種の識別に役立つ
装飾や薬品、染料にも利用される

【背板】
製材用の木を切り取った残りの樹皮側の端材の事

2023/06/22

安全と品質を追求した木の家に🏠

宮下木材は、安全で高品質な木の家を提供することにこだわっています。以下では、私たちがどのように品質管理を行っているか、そしてなぜ私たちの製品が信頼できるのかをご説明します。

徹底した検品と加工

すべての製品は、加工員による細やかな検品と加工作業を経て製造されます。加工員は、製品ひとつひとつを慎重に検査し、曲がりや反り、抜け節などの問題がないかを確認します。また、木材の表と裏でずれが生じないよう、組み合わせ時にも細心の注意を払います。

品質の保証

宮下木材は製材においても品質にこだわっています。モルダーやその他の専門的な機器を使用し、木材を確かな品質に仕上げます。このようなプロセスを通じて、私たちは高い基準を満たす木材を提供することができます。

安心の製品

サンプルフローリング

宮下木材の木の製品は、安心してお使いいただけ、あす。以下は、私たちの製品における特徴です。耐久性: 高品質な木材と確かな加工により、耐久性のある木の家を提供します。長期にわたって安全かつ快適な住環境を提供します。

安全性: 私たちは、建築基準に基づいた安全対策を徹底しています。信頼できる素材と厳密な検査により、安全性を確保しています。

環境に配慮: 私たちは、環境への負荷を最小限に抑えることにも取り組んでいます。持続可能な材料の使用や廃棄物のリサイクルなど、環境に配慮した製品を提供します。

カスタマイズ可能: お客様のニーズに合わせて、木の家をカスタマイズし、理想的な住宅を実現するお手伝いをします。間取りやデザイン、仕上げ材など、さまざまな要素をカスタマイズすることで、お客様が満足できる完全に個別化された木の家を提供します。

信頼と実績: 長年にわたり信頼と実績を積み重ねてきました。数多くのお客様からの満足の声をいただき、安全で品質の高い木の家を提供し続けています。

アフターサービス: 私たちは製品納品後もお客様に寄り添い、アフターサービスを提供しています。万一のトラブルや修理が必要な場合でも、迅速かつ丁寧に対応し、長い間お住まいいただけるようサポートします。私たちの材木屋では、安全性と品質について徹底的な管理を行い、信頼性の高い木の家をご提供しています。お客様のご要望や夢を叶えるために、品質にこだわった製品とカスタマイズの幅広い選択肢をご用意しています。

木の家をお考えの方は、ぜひ一度、宮下木材にご相談ください。

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