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神戸市のイチョウ、銀杏の木がやってきたので、イチョウの木を真剣に調べてみた🌲
イチョウの起源
イチョウの木は非常に古い歴史を持っています。最古の化石は約2億7000万年前(ペルム紀)にさかのぼります。これは恐竜がいた時代から地球に存在していたことを示しています。イチョウの木は「生きた化石」として知られています。
イチョウの木の発見
イチョウの木の化石は、世界中の様々な場所で発見されていますが、特に中国で多く見つかっています。イチョウの木はかつて広く分布していましたが、氷河期の影響で多くの地域から姿を消し、中国の一部地域でのみ生き残ったそうです。
日本への到来
イチョウの木が日本に伝わった正確な時期は不明ですが、少なくとも平安時代(794年-1185年)には日本に存在していたことが確認されています。イチョウの木は、中国から朝鮮半島を経由して日本に伝わったと考えられています。
イチョウって、広葉樹?針葉樹?裸子植物?
木は大きく3つに分けられます。
広葉樹: 葉っぱが広く、秋に葉が落ちる木。例: 桜、カエデ。
針葉樹: 針のような細長い葉っぱがあり、常緑の木。例: 松、杉。
裸子植物: 種子がむき出しになっている植物。例: イチョウ、ソテツ。
イチョウの木は、裸子植物に分類されます。これは、種子がむき出しになっていることから来ています。
では、杉や松は裸子植物であり、針葉樹としても分類されますが、イチョウは独自の分類として扱われています。
point! これはなぜ?
イチョウの特徴が他の裸子植物や針葉樹と異なるためです。
- 葉の形: イチョウの葉っぱは扇形で、針葉樹のように針状ではなく、広葉樹のように広いですが、広葉樹とも異なる形状です。
イチョウの葉っぱ
イチョウの葉っぱは扇のような形をしていて、秋になると鮮やかな黄色に色づきます。とても美しいので、秋の風物詩の一つとしても親しまれています。 - 葉の落葉性: イチョウは落葉樹、針葉樹は常緑が多い。
- 繁殖構造: イチョウは裸の種子、針葉樹は球果内に種子。
- 進化的背景: イチョウは非常に古い植物で、他の植物とは大きく異なる。
- 種子の構造: イチョウはむき出しの種子、針葉樹は球果内の種子。
イチョウの実
イチョウの木には実もなります。特に有名なのは「銀杏(ぎんなん)」という実です。銀杏は食べられるもので、炒めたりして食べられることが多いです。ただし、銀杏の皮には強いにおいがあるので、扱うときは注意が必要です。
これらの特徴から、イチョウは他の裸子植物や針葉樹と異なる独自の植物として分類されているのです。
イチョウは独自の分類である「イチョウ類」に属します。これは以下の理由によります:
どこで見られる?
イチョウの木は日本全国で見られます。特に街路樹として植えられていることが多いので、みなさんも学校や公園の近くで見かけたことありますよね。
イチョウの実
イチョウの木には実もなります。特に有名なのは「銀杏(ぎんなん)」という実です。銀杏は食べられるもので、炒めたりして食べられることが多いです。ただし、銀杏の皮には強いにおいがあるので、扱うときは注意が必要です。
イチョウの木のにおいについて
- 製材時のにおい:イチョウの木を製材する際には、木の中に含まれる水分や樹液などの成分が原因で独特のにおいが発生することがあります。このにおいは、樹木が切り倒されて新鮮な状態にあるときに特に感じられます。
- 乾燥後のにおい:イチョウの木材は適切に乾燥させることで、製材時に感じられたにおいがほとんど消えます。乾燥によって木材内部の水分が蒸発し、においの原因となる成分が揮発するためです。
イチョウの木材の利用
- まな板への利用:イチョウの木材は無臭になるため、乾燥後にまな板として使用しても問題ありません。実際、イチョウの木材は耐久性があり、加工しやすいことから、まな板として非常に適しています。木材は適切に乾燥させることで、においの心配なく安全に使用できます。
乾燥のポイント
- 自然乾燥:木材を切り出した後、通風の良い場所で時間をかけて自然乾燥させる方法。これは最も伝統的で一般的な方法です。
- 人工乾燥:乾燥機を使用して、木材を短期間で乾燥させる方法。効率的に乾燥させることができます。
point! においのまとめ。
- 製材時のにおい: イチョウの木は製材時に独特のにおいがすることがあります。ですが、これは一時的なものとしています。
- 乾燥後のにおい: 適切に乾燥させることで、においはほとんど消えます。
- まな板への利用: 乾燥したイチョウの木材は無臭になるため、まな板として安全に使用できます。
イチョウの木材は、正しく乾燥させることでにおいがなくなり、家庭用品として安心して利用することができます。
イチョウの木材
イチョウの木材は非常に耐久性が高く、加工しやすい特性を持っています。そのため、まな板やフローリング、家具など、さまざまな用途で利用されています。
さらに、イチョウの木材は経年変化によって美しい色合いに変化します。この変化は、時間が経つにつれて深みと豊かさが増し、木材の魅力を一層引き立てます。そのため、長く使用することでより愛着が湧く素材としても評価されています。
イチョウの木材は、その美しさと実用性から、多くの人々に愛され続けています。
宮下木材では、神戸市のいちょうの木を入荷し、ただいま製材中です。製材後、乾燥機に入り、年末には、加工できる状態になります。ご入用の際はお問合せくださいませ。
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