所在地 | 〒673-1324 兵庫県加東市新定315番地 |
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電話番号 | 0795-46-1145(製品販売部)※木材・製材・建材 0795-46-1168(粉体事業部)※薪・ペレット・産廃引受 |
FAX | 0795-46-1148(製品販売部) 0795-46-2168(粉体事業部) |
営業時間 | AM8:00〜PM5:00 |
休日 |
土曜日:不定休 日曜日、祝日:定休 |
会社概要
商号 | 株式会社 宮下木材 |
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所在地 | 〒673-1324 兵庫県加東市新定315番地 TEL:0795-46-1145(代表) TEL:0795-46-1168(薪、ペレット、産廃受入) FAX:0795-46-1148(代表) FAX:0795-46-2168(粉体事業部) |
営業時間 | 8:00 – 17:00 |
休日 | 日曜、祝日 土曜は会社カレンダーによる休日設定 |
代表者名 | 代表取締役会長 浮村 俊夫 代表取締役社長 浮村 晋也 |
創業 | 昭和21年8月 |
資本金 | 20,000,000円 |
社員 | 21名 |
工場及び設備 | 工場敷地6,522m2/工場建物1,062m2 倉庫1,090m2/事務所136m2 |
主要設備 | 製材設備一式、乾燥設備一式、粉体破砕設備一式 |
所属団体 | 兵庫県木連県産木材供給部会 姫路木材協同組合 木づかい推進協議会 |
許可 | JAS認定工場人工乾燥構造用製材 認定番号 JLIRA-B・43・14 合法木材等供給事業者認定制度 兵木連(合法)第32号 兵庫県産木材証明制度 R02-43 断熱材責任施工 デコスドライ工法施工代理店 木材保護の自然塗料 オスモ&エーデル株式会社 代理店 一般建設業:(建築工事業、土木工事業、とび・土工工事業)許可(般-29)第353318号 一般建設業:(大工工事業、内装仕上工事業)許可(般-2)第353318号 産業廃棄物処分業許可:第02825084342号 産業廃棄物収集運搬業許可:第02815084243号 |
『株式会社宮下木材の沿革』~時代背景・事業のきっかけ~
株式会社宮下木材 創業者 浮村 俊夫
昭和の時代、株式会社宮下木材の由来は戦前より神戸兵庫で木材を扱う関西一の総合木材商社でした。
その当時、酢酸を製造するために新定に工場を設立したのが、現在に至る工場のスタートでした。終戦後、昭和20年頃、神戸本社は新建材ブームに乗った永大産業に吸収合併され、新定工場はその時に当時の名称のまま、初代代表浮村義衛(よしえ)が独立創業しました。この加東市新定地域では、当時、松材が豊富にあり、神戸の木材問屋や市場などへ地松材を販売。同時に梱包材・製材・加工等をしていました。
2代目浮村俊夫が代表に就任して、昭和50年列島改造論が終わった頃から不景気になりましたが、販売先を地元中心に小売りをする方向へと転換し、業績を伸ばしてきました。
平成の時代に入り、木材業界の将来を考えた時、
プレカット工場に移行するか、
集成材工場に移行するか、
工務店を発足するか、
を検討し悩みました。結果として、平成3年“木の家工務店”として、「株式会社宮下」を設立し、木と自然素材にこだわった家づくりを通して、株式会社宮下木材の木材・建材のトータル販売を目指しました。今も商流は順調ですが、製材工場として、別の問題も検討する必要が出てきました。
平成10年。世間で野焼きやゴミ処分で、ダイオキシンの問題がメディアで大きく取り上げられました。
当時、宮下木材も社内で出る製材木屑を工場内焼却炉で処分を行っていました。そこで保険所の指導で、ダイオキシンに対する環境問題等で改善をするように言われました。木屑を焼却せずに再資源化できる方法はないかを検討、試案している中、友人より「木粉を使用した合成木材の製造を始めたいから、協力してくれないか」という話が舞い込んできました。
私は自社廃棄物を焼却せずにリサイクルできれば、将来、環境に大きく貢献できると考えました。
そこから大きな設備投資をし、平成12年に、自社木屑廃棄物の製材くずを再資源化できるゼロエミッション工場ができました。工場では、再生木材原材料として粉体の製造を行う事業から始め、マテリアルリサイクルをする企業としての側面を持つことになりました。
その後、平成14年には「産業廃棄物処分業許可木屑中間処理場」の再資源化工場として業績を伸ばし、再資源化商品製造・開発提案に力を注いできました。
事業を伸ばしていくことの1つとして木粉の販売を強化できないかを考えました。木粉は非常に細かいミクロンパウダー。どんなものに使えるかは試行錯誤でした。
お線香の原材料に使ってもらえないかとひらめき、線香製造の街、淡路島へ出発しました。十数件目にして兵庫県内産の未利用材を使用した線香の製造に興味を持ってくださったお線香製造会社の株式会社薫寿堂と出会い、それから3年後、株式会社薫寿堂が日本で初めて、お線香のエコマーク認定を取得しました。森林環境の改善、地球温暖化防止に繋がる、”地球にやさしいお線香”が生まれました。
その後、バイオマスを利活用している取組に対し、兵庫県施策の「農のゼロエミッション」に平成19年度ひょうごバイオマスecoモデル29号として登録されました。
今では「兵庫県木材利用技術研究会」にも参加し、 森林環境の保全活動を推進しております。他には平成15年12月に設立された「ひょうごエコタウン推進会議」エコタウン構想の推進を図り、循環型社会の形成に向けた様々な取組への支援を通して、リサイクル推進の会に参加するに至りました。
これからも製材会社として流通を担い、山と街をつなぐ役目を背負い、環境への影響も考えながら、山・森・木に関わる会社として、次世代に繋がっていく“木と共に暮らす社会”の創造を目指しています。