利用することが復興支援に繋がると信じ・・・製材品の引き取りに協力することになりました。

令和6年能登半島地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

このたび、宮下木材は能登ヒバ(能登ヒバの説明は最後をご覧ください)の製材品の引き取りに協力することになりました。

石川県輪島市の製材所の工場が壊滅状態で、製材途中の能登ヒバを引き取る購入者を探しておられ、協力する運びとなり、状況もわからなかったので、ささやかな支援物資を積んで被災地に向かいました。

↓↓到着の様子です。被災地の実情を目の当たりにし、運転を進めるにつれ、街の様子が変わっていく光景には、『自然と涙があふれた』とスタッフの藤原…

2日後、能登ヒバを積んで戻ってきました。

 

2回目は、少し状況もわかり、大型貯水タンクと食品を積み、再び被災地に向けて出発しました。

到着後、スタッフが製作所周辺の様子を写真に収めたものです。

写真を見て、本当に大変な状況だったことが伝わってきます・・・

↓↓しかし一日一日、復興され、工場内も動き始めていました。

 

↓↓製作所の皆様です。

そして2度目の配送が完了。

この能登ヒバはこれから乾燥室に入り、加工を済ませたら、宮下木材でフローリング材として加工、販売させていただきます。

被災地の支援には限りがありますが、少しでもお力になれればと思います。被災地の皆様の安全と、一日でも早い復興を心からお祈りしています。

2024/02/27 能登ヒバフローリングサンプル品が出来てきました。


㌽ここで、能登ヒバを説明。

能登ヒバは、別名『アスナロ』として知られており、「明日は桧になろう」という言い伝えが伝わる木で、石川県の県木であり、能登地方で育つ針葉樹です。

この木には芳香成分があり、枯死しても芯まで腐らない特性があります。ヒノキチオールが豊富に含まれ、カビ類などの繁殖を抑え、雑菌や虫を寄せつけず、抗菌・防虫・防ダニの作用があります。ヒバで建てられた家には、蚊やシロアリ害虫が近寄りにくいとされています。

能登ヒバは木目が美しく、桧オールαピネン成分が含まれているため、人間に対してはストレスを和らげ、心を落ち着かせる効果が期待されます。地元では、塗り箸や漆器の木地としても活用されています。湿気にも強く、非常に腐りにくい耐久性があり、建材としても優れた製品です。

製品が完成しましたら、その素晴らしさをご紹介させていただきます。

この木の特性を活かし、快適で安全な環境づくりに少しでもお役に立てれば、何よりです。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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