再資源化の一方法として伐採した森林や製材工程で発生する残材を粉体化しています。
木質系バイオマス未利用材による新商品の開発林道から遠いところにある材料や、利用が
難しい間伐材や小径木は、切り出し費用に見合うだけの販売価格とならず、切り倒された
木材が山中に放置されたままという悲しい現状があります。そこで、わたしたちは、この
使い道がないとされる「小径木」などを、再生可能なエネルギーにする取り組みをしています。微力ではありますが、木粉の生産事業を行うことで、地球温暖化防止の一助になればという思いです。兵庫バイオマス eco モデル登録されています。
粉体工場
木粉について
80ミクロン ~ 500ミクロン
*樹種別に製造できます。
お気軽にお問合せください。
0795-46-1148(直通)
木粉の利用
再生木材「スーパーウッド」
再生木材「スーパーウッド」は耐久性・耐候性・防腐性・防蟻性・寸法安定性デッキ・パーゴラやベンチなど幅広く使われています。
再生木材「スーパーウッド」は耐久性・耐候性・防腐性・防蟻性・寸法安定性デッキ・パーゴラやベンチなど幅広く使われています。
粉体をエコ線香「エコ宝」製造会社様へ納品しています。
木粉の利用
宮下木材の中間処理業務にて受け入れた木くずを木粉に加工し始めて 8 年が過ぎたころ、その中で、木粉資材をどのように有効活用できるかを模索しておりました。木粉は非常に微細なパウダー状のため、様々な用途を試行錯誤しましたが、あるとき、お線香の原材料として使えるのではないかとひらめきました。
そこで、線香製造の盛んな淡路島へと足を運び、十数件の工場を訪問したその中の、兵庫県内産の廃木材を再生材料として使用した線香の製造に興味を持ってくださった「株式会社薫寿堂」様と出会いました。3年後、株式会社薫寿堂様のエコに対する強い前向きな姿勢のおかげで、製品化への道が開かれました。
その結果、商品名「エコ宝」が誕生しました。株式会社薫寿堂様の「エコ宝」は、日本で初めてお線香のエコマークに認定され、森林保護・地球温暖化防止に繋がる”地球にやさしいお線香”が生まれました。
さらに、宮下木材は兵庫県から「廃木材の粉体化による資材の製造、バイオマスエコモデル第29号」として登録証をいただくことができました。これからも環境に配慮した真のリサイクルを追求し、低炭素化に向けた取り組みを提案していきたいと考えています。